2019年1月19日

最近とあるギャラリーが主催する講座に通っている。アートディレクターの方を講師として迎え、ポートフォリオや課題として制作した作品を見てもらうスタイルで授業は進められる。

自分は何にこだわって課題の作品を作ったのか、そしてその方向性がはたから見るとどう受け取られるのか。まだ未熟ゆえにその方向性がどっちつかずだったりするのだが、指摘されて、できない自分への残念な気持ちと、それでも「あ、そういう感じか」と気づいたことで気持ちがだいぶ楽になったのが印象的だった。力を入れるべきところを間違えているときの苦しさ、というものはあるのだと感じた。兆候として、たぶんそういうときはほとんど手がうごかない。

自分は話したりするのは得意ではない、というか言葉が得意ではないのだが、なるべく自分の言葉でもらった言葉を理解しようと試みている。

だれに意見を聞くのかは慎重に選ぶべきだと思う。最終的には、自分もそう思うか思わないか、なのだが。でも自分ひとりで自分を理解することはできないのだなぁとつくづく思う。

最近の「椅子シリーズ」について / About “Chair Series”

Chair series - illustration by Takanori Suzuki(スズキタカノリ)

最近よくモノクロで椅子が描かれた風景を描いています。オリジナルの椅子を考えて描くこともありますが、だいたいは20世紀の有名な有名な椅子を描いています。それも全て一人がけ用のものを。

きっかけは前に資料用として、ひたすら椅子の写真だけを集めた画集を買ったこと。椅子の大きい写真と、下に小さく椅子のデザイナーと製造年、販売店などが描かれているだけのシンプルな本ですが、500ほど様々な椅子が紹介されていてとにかく見ていて飽きません。

私のここ半年くらいの絵のスタンスとして、なるべく背景を描くようにすることが多いです。空間(空気感?)を描きたいという気持ちがあります。

私の場合、小さい頃におもちゃのフィギュアやレゴブロックで遊ぶのが好きで、その記憶が空間を描きたい、という欲求の源になっている気がします。フィギュアやレゴの小さい人形にとって、例えば家にある積まれた本はビルだったり崖だったり巨大な敵になったりするわけです。そのフィギュアがいる空間を好き勝手に想像するのが好きでした。

それゆえ人間の空間−人間が配置される空間・人間を囲む人間にとってリアルな空間を絵に表していくのが好きなのです。

そんな中で椅子というのは、ちょうど人間ひとりのサイズに合わせて作ってあり、しかもデザイン的にも優れていて、空間の主役として引き立つのに気がつきました。人間を描かなくても人間を感じるもの、それが椅子。椅子には人間の余白があります。

そういうのに惹かれて椅子を描いている、というのが最近のイラストレーションの流れでした。

Chair series - illustration by Takanori Suzuki(スズキタカノリ)

ちなみにサイトにある作品たちはモノクロでデジタルで描かれているのですが、展示などもしていきたいと考えているので、B2の大きいイラストボードにアクリルで写した物も制作しています。

(英訳は後日)

“Fashion illustration FILE 2018”

Fashion illustration file 2018 - Takanori Suzuki スズキタカノリ

玄光社さまより発売中の『ファッションイラストレーション・ファイル2018』に掲載いただきました。134ページ目に載っております。書店でお見かけの際にはぜひよろしくお願いいたします。

アマゾンでも購入できます

また、ウェブ版の「イラストレーション・ファイルWeb」にも掲載されています。こちらもよろしくお願いします。

https://i.fileweb.jp/suzukitakanori/profile/

 

There is my page on “Fashion illustration FILE 2018” published from Genkosha. This book is available in bookstores in Japan, also in Amazon.co.jp.

You can also check my information on “illustration FILE Web” (Web version of the book).

https://i.fileweb.jp/suzukitakanori/profile/

“逢坂” – “Ou Saka”

ousaka-rough - illustration by Takanori Suzuki(スズキタカノリ)

新宿区の東側に牛込と呼ばれる地域がある。結構広い地域で、市ヶ谷〜早稲田〜飯田橋あたりをさす部分なのだが、ここら辺は昔から起伏に富んでいて、名前のついた坂道がいくつもある。

市ヶ谷と飯田橋の間のところに「逢坂」という坂がある。ちょうどアンスティチュ・フランセ(フランス語語学学校)の横にある坂なのだが、これが非常に急で、自転車ではまず登るのは無理だろう。私はよくこの坂を通って地下鉄の駅の方まで向かう。

今回はそこをモチーフに絵を描いている。

ここは神楽坂からも離れているし、店もほとんどないので、まず学校関係者かここら辺に住んでいる人以外は通らないだろう道なのだが、坂道をのぼると最高裁判所長官の旧邸宅なるものがあったり、ずっと昔から取り壊されずに今まで残されてきたお屋敷がひっそりと建っていたりするので、非常に面白いのである。

→(2018.8.31)描きました 

The area in the east of Shinjuku called “Ushigome”, which contains Ichigaya, Waseda and Iidabashi area.  In this area, there are a lot of slope and most of them were given specific name in the old days.

In the between Ichigaya and Iidabash, there is a slope called “Ou Saka”, which is in the next to the French language school ” Institut français Japon – Tokyo”. This slope is very steep, so I think it is hard to climb up by bicycle. I always pass through it to the metro station.

This time, I’m drawing about this slope.

→ (31 August 2018) Finished coloring.

2018.7.2 今日のラフ A sketch of today

Rough - illustration by Takanori Suzuki スズキタカノリ

室内から窓越しに外を見ている風景です。単純化した建物が好きで、描くこと自体が好きだから描いている、というより、惹かれる形を描きたいから描いている気がします。

A view from a room through the window. I like buildings drawn abstractly because I want to draw what I want to draw.

20180701 今日のラフ A sketch in today

Rough - illustration by Takanori Suzuki スズキタカノリ

今日のラフと言いながら先週描いたものですが(笑)歯医者の絵です。先生が患者を見ておりその脇にアシスタントが立っている。ちょっと不気味な感じにしようかなとも思いますが、まだどう仕上げるか決まっていません。

I drew this sketch last week. A dentist examines his patient. The woman beside them is his assistant. I have no idea how I should finish this illustration.

 

 

Hello

こんにちは。スズキタカノリです。

2018年6月17日にポートフォリオサイトをリニューアルしました。

「Illustration」では作品のポートフォリオを、そしてここの「Note」では落書きやスケッチなどのラフな絵とか何かの記録とかを載せていこうかと思います。

ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いします。